【R】paste関数で文字列を結合

R

今回は、文字列の結合に使えるpaste関数を紹介します。

paste関数

pasteはRの標準関数の一つで、文字列の結合に使えます。

次のサンプルデータで使用例を見てみましょう。
時間(hour)と分(minute)が入ったデータです。

hourminute
210
1000

このデータで、例えばhour「2」とminute「10」で「2:10」となるように間に「:」を入れて結合してみましょう。

pasteは
paste(結合したい文字1, 結合したい文字2, sep=接続記号)
と書きます。

sepはデフォルトでは半角スペースが設定されているので、sepを指定しない場合は半角スペースで文字列を結合することになります。

paste0関数

文字列を結合するとき、そもそも接続記号は使わないということも多いかと思います。
その場合はpaste関数で毎回「sep=””」を指定する必要があり、少し面倒です。
そんな時に使えるのがpasete0関数です。

paste0は
paste0(結合したい文字1, 結合したい文字2)
と書きます。

次のサンプルデータで使用例を見てみましょう。

hourminute
2時10分
10時00分

間に半角スペースがなく結合されていますね!

文字列を3つ以上結合する

paste関数、paste0関数ともに3つ以上の文字列をつなげることも可能です。

paste(結合したい文字1, 結合したい文字2, 結合したい文字3, ・・・, sep=接続記号)
のように結合したいものを並べていけばOKです。

次のサンプルデータで使用例を見てみましょう。

hourminutesecond
21011
100000

今回は以上です。
pasteだけ知っておけば結合は可能ですが、paste0も難しくないので上手に使い分けていきましょう!

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